“色が仕事をする”時代へ──クロミックインクが拓く新しい表現と機能性

ただ印刷するだけの色は、もう古い!


今、色は 温度・光・水・電気に反応し、“動く”“変わる”“伝える” 時代へと進化しています。

クロミックとは、
外部刺激(光・熱・水・圧力・電気など)に応じて 色が可逆的に変化する現象
または その現象を起こすインクや素材 のこと。

触れた瞬間に反応する表面、
雨に濡れると浮かび上がるグラフィック、
手の温度で色が変わる日用品──
これらはすべて“クロミックインク”が生み出す、最先端の印刷体験です。私たちは長年にわたり、
色が生き物のように動き、メッセージを届けるインク の研究開発に取り組んできました。
熱で変わるパッケージ、子どもが学べる実験キット、プロモーション用途など、
印刷の可能性は大きく広がっています。

■ 3つのクロミックインクで、表現はここまで広がる

1|示温インク(温度で色変化)

熱で色が変化する画像
熱で色が変化する画像

温度の変化をダイレクトに“色”で伝えるインク。
食品・医薬の安全表示から、アパレル・スポーツウェアのギミック表現まで幅広く活躍。

活用例:

熱感応型セキュリティラベル

鮮度インジケーターラベル

体温で色が変わるTシャツ・スポーツウェア

2|紫外線発色インク

紫外線に当たると色が変わる紫外線発色インク
紫外線に当たると色が変わる紫外線発色インク

●日光に触れた瞬間に色が現れる、屋外プロモーションに相性抜群のインク。

活用例:

  • サングラスのUVチェック
  • 野外イベント用サイン・POP
  • スマートウィンドウ(電子制御不要の環境演出)

3|水発色インク / 感湿インク(水や湿度で発色)

水に濡れるとイメージが浮かび上がる画像
水発色インクの画像

水がかかった瞬間、隠れたメッセージが浮かび上がる“仕掛け”系インク。

活用例:

  • 教育キット
  • 雨の日に色が変わるアートポスター
  • 湿度インジケーターラベル

これらは単なる印刷材料ではなく、
デザインにストーリーとインタラクションを与える“体験型インク” です。

■ 見て触って感じる、“動く色”の実例紹介

デザイナー・教育者・子どもにも人気のある、わかりやすい実験も多数存在します。

  • ムードペンシル(体温で色が変わる)
  • ハイドロクロミック・フラワー実験(水で色が動く)
  • センサリーボトル(色の変化で癒し効果)

印刷現場でも、体験型プロモーションでも、
視覚的インパクトと体験価値を同時に提供できます。

■ 産業用途も急拡大。“色が変わる”は機能にもなる

クロミック材料は遊び心だけでなく、
次世代パッケージ、スマート素材、産業用途 などでも活用が進んでいます。

  • ハイドロクロミックコーティング
     濡れるとだけ文字が現れる → パッケージ・安全表示に最適
  • ハイドロクロミックテキスタイル
     雨で模様が浮かぶ → アパレル・ファッションに人気
  • フォトクロミックレンズ
     屋外光で色付き、室内で戻る → 調光レンズ

**印刷が“反応する”時代へ

あなたのデザインに、色の新しい役割を。**

クロミックインクは
印刷物の価値を“機能”と“体験”で引き上げる革新的な材料 です。

  • ブランドの世界観を強力に演出したい
  • “仕掛けのある印刷物”を提案したい
  • 他社と差別化できるパッケージを作りたい
  • 新規性のあるプロモーションを探している

そんな印刷会社・デザイナー様に最適です。